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最近はツイッターがメインでブログを使う機会も減ってますが、流石に長文になりそうだったので久々に。

とりあえずミリオン5thお疲れ様でした。10th以来、自力では初のアイマス現地ライブでした。
もう、大満足。ライブって聞きたいなと思っていた曲が歌われるとは限らないものですが、今回は聞きたいなと思ってたのが全部来た上、好きだけど今回は無いだろうなと諦めてた曲まで来たので、ホント腹の底から大満足。

そんなライブに影響されて『昏き星、遠き月』の考察なんぞしてみますよ。
サンホラ好きとしては元々刺さるものがあったんですが、ライブでもらった熱をなにかの形で残したくなったので。

基本スタンスはCDのドラマ準拠。ゲーム中のイベントは裏設定として考える。そして先人の方々の解釈とはできるだけ違うゴールを目指そう。

そしてサンホラーのお約束『解釈の自由が故、人は悩むのだ!』

他の人と違うことを言っていても、否定してるわけではありません。自分はこう思ったというだけで、人の数だけ解釈もあるのです。

では、Go

■初手、名前から攻めてみる。

いろいろ調べてみたんですが、ほぼその通りのことやってた人がいるのでリンク。

ミリシタイベ曲の「昏き星、遠い月」に関する考察"的"なもの。

名前そのものについてはほぼこの方と同じ結論です。

ただ、舞台についてはイタリアではなく、現在で言うドイツかフランスだと思います。『辺境伯』という肩書が使われていたのがそのあたりの地域なので、生まれ(人間として生活していたの)が現在のイタリア辺りで、作品の時間軸ではドイツかフランスに定住しているのかと思います。

も一つ、クリスティーナという名前に追加。
キリスト教徒を意味する名前でもあるんですが、ステレオタイプなヴァンパイアって本来キリスト教的なものって苦手とするんですよね。十字架然り。
もちろんそれ故のカモフラージュ的な意味もあるんでしょうが、ヴァンパイアが名乗るには不適切極まりない名前と言えます。

・・・ここで一つの仮説が生まれます。

『クリスティーナは、普通の吸血鬼が苦手とするものでも平気なほど、ヤベェ吸血鬼なのではないか。』


■まずは“秘密”を潰そうか

本作はミステリじゃないのでそんな事言うのは見当違いではありますが、こと考察するにはノックスの十戒に反してるのを明言してやがるのが厄介です。

ポイントが足らなかったからなのかうちには来てないんですが、イベント終了時に千鶴からくるメールにこんな一文が。

「ところで、お気づきでして?
『昏き星、遠い月』の登場人物たちには、
全員、秘密があったことに・・・・・・。」

嘘か隠し事か知りませんが、とにかく明言されてないことがある。

わかりやすいのはエドガーでしょうか。疑うポイントが少ないのも救い。『性別』ですね。
・・・実は一つモノスゲェ疑いを秘めてるんですが、これは後述。

次はエレオノーラ。彼女は『吸血鬼であること』でほぼ確定でしょう。

クリスティーナは謎が多すぎて、アレクサンドラは(恐らく秘密ではなく無自覚でしょうが)おかしな事が多すぎて絞りきれません。
とりあえず列挙。
・クリスティーナ
CDでは一切語られない性別問題
エレオノーラの吸血鬼にした“彼”疑惑
本当に後天的吸血鬼なのかの疑い
本名は何なのか

・アレクサンドラ
『不浄を祓う剣の使い手』の定義
実はヴァンパイアを殺したことがない(少なくとも死に様を初めて見たのがエレオノーラ)
あまりにも吸血鬼について無知すぎる(作中の「まだ少女じゃないか」という発言より、年を取らないことすら知らない)
そもそも本当の意味でのヴァンパイア・ハンターでは無かった?

クリスについては後回しにしましょう。
その前に役割の定義すら怪しくなってきたアレクサンドラについて再設定を試みます。

恐らく魔物を狩る程度の剣の使い手、軍に一人いれば相当な箔がつくレベルの剣士であろうことは作中の表現から想像がつきます。しかしヴァンパイア・ハンターを名乗るにはあまりにもお粗末なヴァンパイアへの知見。年を取らないことすら知らない様子で、数年側にいながらエレオノーラの正体に全く気づいてなかった。ていうかヴァンパイアの死に様すら見たことがなかった。元々戦闘に関しては素人な上、吸血鬼になりたてで上手く力を制御できてない(であろう)エドガーを殺すのに手間取る程度の腕、そしてエレオノーラの「万が一にもこいつに殺されることは無い」という余裕。

もしかして、アレクサンドラの秘密って、ヴァンパイア・ハンターなのに身内にヴァンパイアが居る以前に(物語開始時点では)『ヴァンパイア・ハンターなんかでは無いこと』なのでは?

エレオノーラを殺してあっさりお尋ね者になって追われる身になってる辺り、エレオノーラが国王に良い顔して軍を寄越させるお飾りとして連れてこられたのかもしれませんね。

で、理由はよくわかりませんがクリスとの会話からエレオノーラの元へ殴り込むまでの間に、ヴァンパイア・ハンターの力に目覚めたとか。さすがにご都合主義すぎるかなぁ・・・


■ノエルの異常性から見てみると・・・

さて、ちょっと視点を変えてサブキャラの様子で一つ気になったことが。
最初から吸血鬼なのがクリス。作中で吸血鬼化する様子が描かれるのはエドガー、ノエル、エレオノーラ。
吸血鬼だらけですが、その中でノエルだけがなんか様子おかしく無かったですか?

明らかに自我を失ってると言うか、性格変わりすぎだろうと。

エドガーは人間としての理性や知性は完璧に引き継いでますし、エレオノーラにしても復讐鬼になったとはいえ手当たり次第に人を襲うような真似はしてません。(本当のヴァンパイア・ハンターであることに疑いがあるとはいえ)ヴァンパイア狩りをしているアレクサンドラが数年側にいてもバレない程度には上手く立ち回ってます。
それに引き換えノエル・・・たしかに強いのかもしれませんが、扱いにくいバーサーカーになってるといえば良いのか・・・。

さて、ここで吸血鬼に関するよくある設定が思い出されます。

真祖とか屍鬼とか死徒とかいう吸血鬼の階級。

真祖(生まれついての吸血鬼)に吸血鬼化された者は理性を持ってるけど、その人間から吸血鬼になった者に吸血鬼化されるとゾンビ的な何かになる・・・というのはよくある設定です。

だとしたら、エドガーを吸血鬼化したクリスはかなり上位の存在です。エレオノーラを吸血鬼化した“彼”も、上級の存在。

ここでもうひとつ、吸血鬼のよくある設定を思い出してみましょう。

“姿形は自由に変えられる”

クリスの秘密・・・嘘。それはエドガーに打ち明けた「元は人間だった」と言うことだとしたら・・・。

そもそも姿が自由に変えられるのは吸血鬼ならある意味当たり前の能力だったとしましょう。ならばクリスティーナの姿に“嘘”という深い意味すら無いのかもしれません。だってどんな形でも良いんですから(『Hellsing』に影響されてる気もしますがw)。

クリスティーナは生まれついての吸血鬼、真祖だったとしたら・・・最初に名前の所で挙げた「本来苦手なはずのものを物ともしない力」ともつながり、考察も面白い方向に転がりそうです。


■“花”

先程すこし触れたエドガーへの疑惑。
それは母親から聞かされた『約束の地』。

「“約束の地”に咲く花は枯れないんだって聞いた。ヴァンパイアの命と同じで、ずっとずっと咲き続けているんだって」

ん?
ヴァンパイアの命と同じで?
ヴァンパイアも穏やかに暮らせる地は、その花でいっぱいで・・・?

・・・そういえば、ノエルを眠らせる香の材料って何なんだろう。強大な力を持つ(理性はともかく)ヴァンパイアを穏やかに眠らせておける香・・・?

なんか、繋がりそうじゃないですか?

約束の地があるのかどうかわかりませんし、伝承には比喩的なものが加わってる可能性は高いです。
でも、あの香が何らかの花を材料としているなら、約束の地に咲く花である可能性は高いでしょう。そんな花が群生する場所なら、ヴァンパイアも穏やかに暮らせるでしょう。夢に見た理想郷では無いかもしれませんが、花の群生地程度なら絵空事でも無さそうです。これなら二人はいつかたどり着けそうでう。めでたしめでたし。

・・・じゃねーよ。

エドガー母、何故そんなことを知ってたんだ・・・。
この人こそ退魔師の家系かヴァンパイア・ハンターの末裔かもしれませんよ。下手したらエレオノーラと接点があるとか、実はアレクサンドラの両親と知り合いだったとか・・・


■一旦整理しましょう

長くなってきたので登場人物の秘密を一度箇条書きにします。

エドガー:実は女の子であること(強いて言えば母親が怪しいw)
クリスティーナ:実は真祖の吸血鬼であること
エレオノーラ:吸血鬼であること
アレクサンドラ:(物語開始時点では)ヴァンパイア・ハンターとしての能力が無いこと

さて、次、最終章。


■この考察が誘う過去

さて、ここまで挙げてきた材料を作中に当てはめてみましょうか。

ブログのタイトル通り、『クリスの“秘密”から読み解く『昏き星、遠い月』に至る物語』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10年100年昔、小さなお城に一人の真祖のヴァンパイアが人知れず住み着いていました。

彼は昼間は日の当たらない秘密の地下室で眠り、時々夜中に『食事』に出かけていました。

そんなお城に、何も知らない新たな住人がやってきました。まだ小さな子供を連れた貴族です。
正直疎ましく思ったヴァンパイアでしたが、幼い子どもと幸せそうな両親の姿を見ると、彼らを襲うのも追い出すのも忍びなく思い、せめて気づかれるまではそっとしておく事にしました。
生活時間帯も違い、地下室の存在にも気づかなかった住人とヴァンパイアは、奇妙な同居生活を続けて行きます。
時間がたつに連れ、彼にも情のようなものが芽生えていました。

その頃、その城のある小さな町では、新参者の貴族と夜に出かけた者が血を抜かれて発見される事件が結び付けられて噂されるようになっていました。
「あの城は呪われている。ヴァンパイアが住んでいる。」
昔から起きた事件にもかかわらず、排他的な小さな町の住人たちは新しく来た貴族のせいだと思うようになっていました。

ある日、ちょっとした事がきっかけで、住民たちの疑惑が爆発し、襲撃事件へと発展してしまいました。
城は襲われ、貴族の一家は皆殺しにされてしまいました。

・・・皆殺しに、されるところでした。


お城には、本当にヴァンパイアが住んでいました。

騒ぎに気づいたときには、もう子供と父親は事切れた後でした。

彼は事態を理解しました。あの幸せな家庭が二度と戻らないことも。

少し離れた場所では母親がまさに襲撃者の手にかかろうとしていました。そこに割り込み、彼は苦もなく襲撃者を撃退します。


・・・影から見ていただけの自分ですら、彼らの死に喪失感を覚えました。人間の身勝手に怒りを覚えました。
そしてこの結末を招いた原因の一端が自分にあることは、見て見ぬふりをしてしまいました。

その感情のまま、地に伏したままの母親に尋ねました。

「復讐が」
(今ここで死ぬのと、二度と死ねなくなるのと)

「したいか?」
(どちらか選んでください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・これがmusePなりの、クリスティーナの秘密と彼女自身の言う「罪」の解釈です。

いかがでしょうか。
2018.06.06 Wed l アイマス l コメント (0) トラックバック (0) l top

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