と、言うわけで聖戦と死神の知られざる裏話《Roman》第2部です。

第1部公開から完結まで2年2ヶ月も掛かってしまったわけですが、実際に製作に着手したのは2008年の2月後半。製作期間で言うと2年8ヶ月にもなります。

誕生日とかクリスマスとか合作とか、明確に締め切りが決まっている作品が入ってくると、特に締め切りがない『聖戦と死神』は後回しにされがちだった・・・というのが最大の要因です。

第4部にしても、作業開始は正月休み明けすぐ、1月6日には最初のファイルが存在していたんですが、だいたい1本の作品作るのに2ヶ月くらい掛かるのが私のペースなので、2月頭には春香の誕生日動画に取りかかり、そのまま『@r_tonelico』に入ってしまい、結局じまんぐの誕生日にまでなってしまいました。


ただ、本当に純粋に時間が掛かったのもあります。

それが第3部


おそらく第2部と第3部が画質などの差が一番明確だと思いますが、『Be Myself』から中古部品を組合わせた、『第1部』『第2部』を作っていた旧マシンよりは少しハイスペックなマシンとHD対応のキャプボに変わり、さらに『Moir@』の最後の方でマザーボードやCPUを新調し、その時昔から愛用していた一部ソフトがマルチスレッドのCPUと相性が良くないみたいで不具合を連発したため、一部新調。

そのため『第2部』と『第3部』の間には、システム的に深い溝が出来てしまい、ソフト的にも画質的にも過去の素材を引き継ぐ事が難しくなってしまったのです。
オマケにダンスシンクロメインでやってきた人間なので、あの演出をモノにするまでにまた時間が掛かったりして・・・。

さらに言うと、実は作りやすい第2部まで作ってそのまま作り逃げする気満々だったというのも少しw


でも、まあ色々考えを改めて、『Moir@』の頃にはなんとか作りきろうと思ったわけです。

で、その時に決意表明代わりに作ったのがこの予告編。

見れば解ると思いますが、ぶっちゃけ第3部分は完全に作り直してます。
第4部分にしても、3DCG素材はそのまま使ってるのでよく似たシーンに見えますが、結局作り直してますね。

回廊

間違い探しではありませんが、『Moir@』の時とはローザの衣装が違いますし、実は当時はこうやって合成したときに影を生成させる方法を編み出していなかったので、影がなかったんです。

SC大鐘堂

その辺の技術を掴んだのが『Wonder Network』で、実用化したのが『@r_tonelico』。

『Moir@』の時も3DCGとの合成はやっていたんですが、あのころは半透明黒のもやもやした画像を2Dで重ね、キーフレーム打ちまくりでキャラの動きに合わせるとゆー完全な力業でだったので、今やってる手法とは全く違うのです。手間も掛かるし、大きな動きされると対応出来なかった。


・・・比較的短期間で作られたのと、曲の勢いに助けられたのもあって、変な苦労が無かったのが『第1部』と『第2部』。
『第3部』と『第4部』は、(自分で言うのも何ですが)時間があきはしたものの、その間に手に入れた技術があったからこそ完成出来た作品何じゃないかな・・・と思います。
2010.10.20 Wed l 自作について。 l コメント (0) トラックバック (0) l top
なんとか気に入って頂けているようでなによりです。
クロニカ様もお気に召したようで嬉しいですw



さて、それでは解説というかこの2年の総まとめというか、ただの自己満足セルフライナーノーツ。
製作期間が長かったのと、そもそも作品としても長編なので、記事も長くなりそうですがw

まずは今回の勝手にスペシャルサンクス。
月極P


ルーナの衣装は月極Pの『辿りつく詩』リスペクトなんです。
・・・って、公表する前にご本人に気付かれてしまいましたが

月極Pルーナ1

月極Pの『辿りつく詩』は、月極Pらしいきれいで丁寧なカメラワークと細部の作り込みが魅力でして、これ見たときからルーナのイメージは完全に固まっていました。


・・・しかし私の『聖戦と死神』のルーナ、実はとてもさりげなく、一番大きな変化に見舞われた配役だったりします。

今だから言える、知られざる裏話《Roman》

気付いてる人は疑問に思っているかもしれない。
musePルーナ1
クロニカ役の千早がなぜ『ルーナ』に通じる『三日月ヘアバンド』を付けているのかというと

第1部を作った時点では、実は千早がルーナのつもりだったのですw

当時使っていた旧マシンに制作メモが残っていたので、第1部製作開始時点の配役をご紹介。

ルーナ:千早
アルヴァレス:真
ローザ:春香
シャルロッテ:雪歩
ゲーフェンバウアー:伊織
パーシファル:美希

キルデベルト:律子

家臣1:未定
家臣2:
家臣3:

トリストラム:やよい
エンディミア:あずさ

実は万が一『辿りつく詩』『約束の丘』『薔薇の騎士団』などの、『聖戦と死神』関連作を作る事になった場合を想定して、その辺の登場人物も含めた配役を考えていたんです。

・・・この後、出来ればアイドルは悪役に置きたくない(私はゲーフェンバウアーは悪役では無いと思っています)という考えのもと、家臣達(第1部でコソコソ話してる連中)はちょうど3人だし、審査員にしちゃえ!じゃあシルエットつながりでキルデベルトは社長で。トリストラムは知的なイメージがあったからやよいよりも律子だな。

そして歌に命を賭けた詩人ルーナは千早で、だったら相方・エンディミアはあずささんだろう・・・とw

というわけで、ルーナがアルヴァレスの物語を語って聞かせる・・・という演出のつもりだったんですが、コメント見る限り完全にクロニカ様だと思われてしまったようで、こっちも投稿しちゃった以上どうしようもなかったんですが、幸い衣装が黒系だったので第2部以降はいかにも最初からそのつもりでしたと言わんばかりの顔してクロニカだという事にしてしまいましたw

でも、第1部で付いていたアクセサリーが消えていると変な推測されかねないし、こればっかりはハラくくって最後まで通す事に・・・。

これがmusePの『聖戦と死神』における最大の事件でした。

だから月極Pリスペクトといいつつ、三日月ヘアバンドではなく麦わら帽子になってしまったのです・・・。

でも、『サンホラコラボ祭り』で上がった月極Pの『辿りつく詩』を見てしまうと、結果的にはこれで良かったな、とw


と、言うわけでエンディミア役に穴ができてしまったので、関連作は無理かもw>月極P
2010.10.18 Mon l 自作について。 l コメント (5) トラックバック (0) l top
第1部公開から2年以上、ようやく最終章までたどり着きました・・・。



明日は早いので、細かいことはまた後日。

しかしまぁ、これだけ長い期間に渡ってしまうと、自分の環境も制作スタイルも違ってくるし、ニコニコの仕様も変わってるので、1部から通しで見ると色々差が出てアレですね。いや、なんか積み重ねた歴史を感じられると言うべきかw
2010.10.16 Sat l 自作について。 l コメント (2) トラックバック (0) l top