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最近はツイッターがメインでブログを使う機会も減ってますが、流石に長文になりそうだったので久々に。

とりあえずミリオン5thお疲れ様でした。10th以来、自力では初のアイマス現地ライブでした。
もう、大満足。ライブって聞きたいなと思っていた曲が歌われるとは限らないものですが、今回は聞きたいなと思ってたのが全部来た上、好きだけど今回は無いだろうなと諦めてた曲まで来たので、ホント腹の底から大満足。

そんなライブに影響されて『昏き星、遠き月』の考察なんぞしてみますよ。
サンホラ好きとしては元々刺さるものがあったんですが、ライブでもらった熱をなにかの形で残したくなったので。

基本スタンスはCDのドラマ準拠。ゲーム中のイベントは裏設定として考える。そして先人の方々の解釈とはできるだけ違うゴールを目指そう。

そしてサンホラーのお約束『解釈の自由が故、人は悩むのだ!』

他の人と違うことを言っていても、否定してるわけではありません。自分はこう思ったというだけで、人の数だけ解釈もあるのです。

では、Go

■初手、名前から攻めてみる。

いろいろ調べてみたんですが、ほぼその通りのことやってた人がいるのでリンク。

ミリシタイベ曲の「昏き星、遠い月」に関する考察"的"なもの。

名前そのものについてはほぼこの方と同じ結論です。

ただ、舞台についてはイタリアではなく、現在で言うドイツかフランスだと思います。『辺境伯』という肩書が使われていたのがそのあたりの地域なので、生まれ(人間として生活していたの)が現在のイタリア辺りで、作品の時間軸ではドイツかフランスに定住しているのかと思います。

も一つ、クリスティーナという名前に追加。
キリスト教徒を意味する名前でもあるんですが、ステレオタイプなヴァンパイアって本来キリスト教的なものって苦手とするんですよね。十字架然り。
もちろんそれ故のカモフラージュ的な意味もあるんでしょうが、ヴァンパイアが名乗るには不適切極まりない名前と言えます。

・・・ここで一つの仮説が生まれます。

『クリスティーナは、普通の吸血鬼が苦手とするものでも平気なほど、ヤベェ吸血鬼なのではないか。』


■まずは“秘密”を潰そうか

本作はミステリじゃないのでそんな事言うのは見当違いではありますが、こと考察するにはノックスの十戒に反してるのを明言してやがるのが厄介です。

ポイントが足らなかったからなのかうちには来てないんですが、イベント終了時に千鶴からくるメールにこんな一文が。

「ところで、お気づきでして?
『昏き星、遠い月』の登場人物たちには、
全員、秘密があったことに・・・・・・。」

嘘か隠し事か知りませんが、とにかく明言されてないことがある。

わかりやすいのはエドガーでしょうか。疑うポイントが少ないのも救い。『性別』ですね。
・・・実は一つモノスゲェ疑いを秘めてるんですが、これは後述。

次はエレオノーラ。彼女は『吸血鬼であること』でほぼ確定でしょう。

クリスティーナは謎が多すぎて、アレクサンドラは(恐らく秘密ではなく無自覚でしょうが)おかしな事が多すぎて絞りきれません。
とりあえず列挙。
・クリスティーナ
CDでは一切語られない性別問題
エレオノーラの吸血鬼にした“彼”疑惑
本当に後天的吸血鬼なのかの疑い
本名は何なのか

・アレクサンドラ
『不浄を祓う剣の使い手』の定義
実はヴァンパイアを殺したことがない(少なくとも死に様を初めて見たのがエレオノーラ)
あまりにも吸血鬼について無知すぎる(作中の「まだ少女じゃないか」という発言より、年を取らないことすら知らない)
そもそも本当の意味でのヴァンパイア・ハンターでは無かった?

クリスについては後回しにしましょう。
その前に役割の定義すら怪しくなってきたアレクサンドラについて再設定を試みます。

恐らく魔物を狩る程度の剣の使い手、軍に一人いれば相当な箔がつくレベルの剣士であろうことは作中の表現から想像がつきます。しかしヴァンパイア・ハンターを名乗るにはあまりにもお粗末なヴァンパイアへの知見。年を取らないことすら知らない様子で、数年側にいながらエレオノーラの正体に全く気づいてなかった。ていうかヴァンパイアの死に様すら見たことがなかった。元々戦闘に関しては素人な上、吸血鬼になりたてで上手く力を制御できてない(であろう)エドガーを殺すのに手間取る程度の腕、そしてエレオノーラの「万が一にもこいつに殺されることは無い」という余裕。

もしかして、アレクサンドラの秘密って、ヴァンパイア・ハンターなのに身内にヴァンパイアが居る以前に(物語開始時点では)『ヴァンパイア・ハンターなんかでは無いこと』なのでは?

エレオノーラを殺してあっさりお尋ね者になって追われる身になってる辺り、エレオノーラが国王に良い顔して軍を寄越させるお飾りとして連れてこられたのかもしれませんね。

で、理由はよくわかりませんがクリスとの会話からエレオノーラの元へ殴り込むまでの間に、ヴァンパイア・ハンターの力に目覚めたとか。さすがにご都合主義すぎるかなぁ・・・


■ノエルの異常性から見てみると・・・

さて、ちょっと視点を変えてサブキャラの様子で一つ気になったことが。
最初から吸血鬼なのがクリス。作中で吸血鬼化する様子が描かれるのはエドガー、ノエル、エレオノーラ。
吸血鬼だらけですが、その中でノエルだけがなんか様子おかしく無かったですか?

明らかに自我を失ってると言うか、性格変わりすぎだろうと。

エドガーは人間としての理性や知性は完璧に引き継いでますし、エレオノーラにしても復讐鬼になったとはいえ手当たり次第に人を襲うような真似はしてません。(本当のヴァンパイア・ハンターであることに疑いがあるとはいえ)ヴァンパイア狩りをしているアレクサンドラが数年側にいてもバレない程度には上手く立ち回ってます。
それに引き換えノエル・・・たしかに強いのかもしれませんが、扱いにくいバーサーカーになってるといえば良いのか・・・。

さて、ここで吸血鬼に関するよくある設定が思い出されます。

真祖とか屍鬼とか死徒とかいう吸血鬼の階級。

真祖(生まれついての吸血鬼)に吸血鬼化された者は理性を持ってるけど、その人間から吸血鬼になった者に吸血鬼化されるとゾンビ的な何かになる・・・というのはよくある設定です。

だとしたら、エドガーを吸血鬼化したクリスはかなり上位の存在です。エレオノーラを吸血鬼化した“彼”も、上級の存在。

ここでもうひとつ、吸血鬼のよくある設定を思い出してみましょう。

“姿形は自由に変えられる”

クリスの秘密・・・嘘。それはエドガーに打ち明けた「元は人間だった」と言うことだとしたら・・・。

そもそも姿が自由に変えられるのは吸血鬼ならある意味当たり前の能力だったとしましょう。ならばクリスティーナの姿に“嘘”という深い意味すら無いのかもしれません。だってどんな形でも良いんですから(『Hellsing』に影響されてる気もしますがw)。

クリスティーナは生まれついての吸血鬼、真祖だったとしたら・・・最初に名前の所で挙げた「本来苦手なはずのものを物ともしない力」ともつながり、考察も面白い方向に転がりそうです。


■“花”

先程すこし触れたエドガーへの疑惑。
それは母親から聞かされた『約束の地』。

「“約束の地”に咲く花は枯れないんだって聞いた。ヴァンパイアの命と同じで、ずっとずっと咲き続けているんだって」

ん?
ヴァンパイアの命と同じで?
ヴァンパイアも穏やかに暮らせる地は、その花でいっぱいで・・・?

・・・そういえば、ノエルを眠らせる香の材料って何なんだろう。強大な力を持つ(理性はともかく)ヴァンパイアを穏やかに眠らせておける香・・・?

なんか、繋がりそうじゃないですか?

約束の地があるのかどうかわかりませんし、伝承には比喩的なものが加わってる可能性は高いです。
でも、あの香が何らかの花を材料としているなら、約束の地に咲く花である可能性は高いでしょう。そんな花が群生する場所なら、ヴァンパイアも穏やかに暮らせるでしょう。夢に見た理想郷では無いかもしれませんが、花の群生地程度なら絵空事でも無さそうです。これなら二人はいつかたどり着けそうでう。めでたしめでたし。

・・・じゃねーよ。

エドガー母、何故そんなことを知ってたんだ・・・。
この人こそ退魔師の家系かヴァンパイア・ハンターの末裔かもしれませんよ。下手したらエレオノーラと接点があるとか、実はアレクサンドラの両親と知り合いだったとか・・・


■一旦整理しましょう

長くなってきたので登場人物の秘密を一度箇条書きにします。

エドガー:実は女の子であること(強いて言えば母親が怪しいw)
クリスティーナ:実は真祖の吸血鬼であること
エレオノーラ:吸血鬼であること
アレクサンドラ:(物語開始時点では)ヴァンパイア・ハンターとしての能力が無いこと

さて、次、最終章。


■この考察が誘う過去

さて、ここまで挙げてきた材料を作中に当てはめてみましょうか。

ブログのタイトル通り、『クリスの“秘密”から読み解く『昏き星、遠い月』に至る物語』

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10年100年昔、小さなお城に一人の真祖のヴァンパイアが人知れず住み着いていました。

彼は昼間は日の当たらない秘密の地下室で眠り、時々夜中に『食事』に出かけていました。

そんなお城に、何も知らない新たな住人がやってきました。まだ小さな子供を連れた貴族です。
正直疎ましく思ったヴァンパイアでしたが、幼い子どもと幸せそうな両親の姿を見ると、彼らを襲うのも追い出すのも忍びなく思い、せめて気づかれるまではそっとしておく事にしました。
生活時間帯も違い、地下室の存在にも気づかなかった住人とヴァンパイアは、奇妙な同居生活を続けて行きます。
時間がたつに連れ、彼にも情のようなものが芽生えていました。

その頃、その城のある小さな町では、新参者の貴族と夜に出かけた者が血を抜かれて発見される事件が結び付けられて噂されるようになっていました。
「あの城は呪われている。ヴァンパイアが住んでいる。」
昔から起きた事件にもかかわらず、排他的な小さな町の住人たちは新しく来た貴族のせいだと思うようになっていました。

ある日、ちょっとした事がきっかけで、住民たちの疑惑が爆発し、襲撃事件へと発展してしまいました。
城は襲われ、貴族の一家は皆殺しにされてしまいました。

・・・皆殺しに、されるところでした。


お城には、本当にヴァンパイアが住んでいました。

騒ぎに気づいたときには、もう子供と父親は事切れた後でした。

彼は事態を理解しました。あの幸せな家庭が二度と戻らないことも。

少し離れた場所では母親がまさに襲撃者の手にかかろうとしていました。そこに割り込み、彼は苦もなく襲撃者を撃退します。


・・・影から見ていただけの自分ですら、彼らの死に喪失感を覚えました。人間の身勝手に怒りを覚えました。
そしてこの結末を招いた原因の一端が自分にあることは、見て見ぬふりをしてしまいました。

その感情のまま、地に伏したままの母親に尋ねました。

「復讐が」
(今ここで死ぬのと、二度と死ねなくなるのと)

「したいか?」
(どちらか選んでください)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・これがmusePなりの、クリスティーナの秘密と彼女自身の言う「罪」の解釈です。

いかがでしょうか。
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2018.06.06 Wed l アイマス l コメント (0) トラックバック (0) l top
最近完結して、約束通り一気読みした同人誌をご紹介。


nogoodlife 『水のようだ』 1~4

出る度に買ってはいたんですが、この人の作品だから絶対何かブチかましてくる・・・と、半端な覚悟では読むことが出来ず、3が出た頃にようやく覚悟決めて1と2を読み、3が届くもそのまま積んでしまい、完結編の4が出たので3を読み、そこで最初から全部読み直し、ようやく読破。


では感想のような、考察のようなもの。

■この作者だからこその・・・
この作品を掘り下げようと思った時、作者であるnogoodlifeさん事OGOPについて知っておくと見えてくる側面もあったりします。


・・・あれは確か2009年の春香誕生祭ニコ生だったと思います。その頃ニコマス界隈に居たPならその名を知らぬものは居ないターンKさんの放送に、KenjoP等の超有名春香派Pと並んでゲストに呼ばれてました。

・・・ああ、musePは呼ばれませんでしたよw

当時ニコマスPとして作品を投稿していた彼女がそこで語ったのは「Pでなく、ファンとして春香が好き」ということ。そして「春香を好きって気持ちでは誰にも負けない」という宣戦布告。あの時代のあのニコ生でそれを言ってのけ、実際今でもその愛を貫く筋金入りの春香“ファン”。

そんな人が描いた『10年越しのラブレター』がこの『水のようだ』なのです。


■質量と体温
本作の魅力の一つは、質量というか、背景のある春香を存分に見られるところではないでしょうか。
それも、話が進むにつれ、時間の経過を明確に積み上げて主人公の思い入れが強くなるに従って、その存在感を増してゆく。

なんだか手前味噌で恐縮ですが、かつて自分もこんな感想を頂いたことがあります。

Damehumanoid 曰く ■[アイマス]2013年上半期ニコマス20選(だめひゅ版)

『一手違わぬ表情選択を当たり前のようにやってのける。
歌の向こうに、春香の話す声が聞こえる気がする。
何も言わぬその表情を見てるだけで、春香が何を思ってるのかわかる気がする。
視聴者にすら、そう錯覚させる。
それはご本人がブログで語っていたとおり「自分の春香」にたゆまぬ情熱を注ぎ続けているからなのだろう。
この動画を観るだけで、これまでの動画を思い出せるほどに。
ただひとつのMADが、年月を当たり前のように背景に持ちうるということ。
考えてみたら、それってとんでもねえことなんじゃなかろうか。』


・・・ああ、この感覚を言葉にするとこうなるのか、と、『3』辺りで気づきました。

なんか、コマとコマの間の愛らしい春香の動きが見える気がする。ライブでのダンスに慣性を感じる。
有り難い感想を頂いたと思ってますが、自分の作品がそんな風に出来てるとは思っちゃいませんし・・・nogoodlifeさんの春香にこそこの感想は当てはまるような気がしました。

主人公の感情に合わせてか、『1』ではそりゃもうカワイイはカワイイけどそこまでの背景を感じなかったのが、『3』辺りではもう完全に質量を持ってる。マンガの一コマ一コマが年月を当たり前のように背景に持つということ。きっととんでもねえことです。

そしてそんな背景を持って挑むラストライブ。圧巻です。たぶん、触れば柔らかいし、体温もある。きっと平熱は少し高めに違いない。

■居るべき者が、そこに居る
『水のようだ』最大の特徴は、アイマスの同人誌ではかなり珍しい(と、思われる)、アイドルでもPでもない視点から描かれるストーリーでしょう。

それは一人の(幸運な)アイドルオタク、タカナシ君の視点。アイマスの設定上、意外に忘れられがちなアイドルのファンの目線です。
だってリアルのライブだって客席埋めてるのは99.9%プロデューサーだしなw

仕事の役得。ひょんなことから765プロに出入りすることになってしまったタカナシ君を中心に話が展開していきます。

そのドルオタ濃度と言ったら思いつきでやったような付け焼き刃なものではなく、おそらく作者本人の経験や「春香のファンだ」と言うスタンスに裏打ちされているのでしょう。ドルオタの独特な言い回しや専門用語を息をするように多用し、その界隈の知識がないと置いていかれるレベル。実は自分も何度かググりながら読んだレベル。

でもそれでいいと思います。同人誌ですし、万人受けを目指して本当に表現したい世界観がブレても仕方ない。

あ、『I Want』絡みのエピソードには妙に共感。というか、今でもそう思う。ニコマスで黒だの何だのネタキャラ扱いされてたのが、やっと正統派キャラという側面が認識されつつあった所で、公式がそれやるか? ライブでのアレも、まぁ嫌いじゃないんだけど・・・ねぇw


さてさて、そんなわけで主人公はタカナシ君なわけですが、もちろん春香の担当Pも登場します。本作では吉川さん。

『2』まで読んだ時点では、最初に書いた『宣戦布告事件』の印象や、あくまでファンとしてのスタンスは守るのを矜持とするタカナシ君がチクチク突っかかる(?)所から、古今東西有象無象の春香Pをモデルにしてるのかと思いました。
そしてきっと、あの宣戦布告事件について事ある毎に言及する俺についてもチクチク言いたいに違いないとw
まぁ、少なくとも自分はあんなに有能じゃないし、イケメンでもねぇけどなw
「あー、ファンだと公言するOGOPからは、春香Pがこう見えてたんだなぁ・・・」なんて思いつつ読み進めてました。

■『THE IDOLM@STER』
しかし、吉川P、『4』でその印象が一転します。

ああ、これは・・・この2人のやり取りは、
アイマスのプレイヤー(=P)としてのOGOPと、その春香のファンであるnogoodlifeさんとの葛藤だったんだ。

そしてこの作品は、おそらくOGOPが初めて春香をプロデュースした時の軌跡を、ファンの目線から俯瞰したストーリー・・・。


それに気づいた時、いつの間にか忘れていた事を思い出しました。

春香Pは、最初にどんな春香と出逢ったかによって、まるきり違う認識を持つ傾向があります。特に、今ほど天海春香のイメージが固まっていなかった無印の頃からの春香Pは。

ある人は、無理に選んだ武道館ライブを失敗させ、その寂しそうな表情が忘れられないと言う。
ある人は、最初に惹かれたのはニコニコで見たプロデューサーさんに恋い焦がれるあまり病んでしまった姿だったとか。

・・・自分の場合は、アケマスで初めてAランク成功エンドへ連れて行ってあげられたのが春香。ドームライブを成功させ、トップアイドルとして独り立ちしていく姿が原点。


そしてOGOPの場合はこれがスタートラインだったのか・・・。

以前からのOGOPの作品に共通して感じる達観や諦念の根源・・・その愛の割に何故か感じる春香との距離は、ファン目線・・・ドルオタとしての矜持と、この立脚点から来るものだったんですねぇ。



ああ、この人は、この人の春香は、本当に強い。

そして自分の春香Pとしての最大のコンプレックス、ドームにたどり着けなかった春香を知らないということを思い出させてくれました。

トップアイドルとかドームとか、春香が語る夢が実現される世界しか見たこと無い自分にとって、そういうのが叶わなかった所から這い上がってきたPの方が、トップアイドルとかドームとかの本当の重さを知っている気がするのです。それがとても悔しい。


この先のアフターストーリーが気にならないと言ったら嘘になります。
しかし絶対に忘れられない最初のプロデュースの思い出を、1つのストーリーとしてパッケージングしたこの4冊は、これで完結しているからこその美しさがあります。アイマスの同人誌の中ではかなり異端な作品ながら、あまりにも見事にアイドルマスターのループの中に在る。

泣いても笑っても1年。咲き誇る花は散るからこそに美しい。ああ、そうだ。アイマスってそういうシビアで美しいゲームだったんだよ。


アイドルマスターの世界を、そこに存在するのが当然なのにほとんど意識されることがない視点から描き出したこの作品は、

とても正しく、アイドルマスターの世界から生まれ落ちた作品なのでした。
2017.08.25 Fri l 春香 l コメント (0) トラックバック (0) l top
久々すぎてブログへのログインの仕方を忘れてたmusePです。こんばんは。



10本目の春香誕生祭動画ができました。
10年毎年続けられたってのが感慨深いのと、10年何も変わってない自分にちょっと焦りを感じるというかw

そーだよなぁ・・・春香と出会った頃は年齢差が10歳無くて、ついに10年差・・・ってタイミングで春香が17歳になって回避されて・・・
で、今年春香の2倍ですか。あっはっは。年食ったなぁ。でもこれでもえりりんより若いだからなぁw そりゃガールズも無理できない年だろうに・・・

・・・閑話休題。


今回の動画ですが、久々に初心に帰れた気がします。もちろん産みの苦しみはありましたが、それこそ最初の『Be Myself』作ってた時の感覚を思い出して、作ってて楽しかったな。

今回の選曲、相も変わらず丹下桜さんですが、元々は全然別の曲で作ろうとしてました。
その曲は『Neo-Generation』よりスローテンポな曲なんですが、プラチナスターズで作ることは決めていたんですが、プラチナスターズは出て日が浅かったのと自分のプレイ速度が遅いのもあってダンスもステージも全然揃って無くて、対応できるか不安だったんです。

で、できるだけアップテンポな曲・・・ということで選び直したのが『Neo-Generation』でした。

でも、正解だった気がします。

なんか、最近の作品ってストーリーを持たせようとするがあまり、ステージ上の春香をちゃんと見せられてない気がしてたのと、特に誕生祭動画は『春』『春香』『丹下桜さんの歌』という共通項が多すぎるせいか、作風もみんな同じになってる気がして・・・ほら、制服系かサクラストーム着て、実写合成で、サビだけはダンス中心で・・・w

いつもの感じでオートカメラの動きを尊重しつつ作ってたんですが、ダンスメインで見せていくには単調で、それに春香がいい表情をする瞬間にそれを生かせないカメラチョイスしてたり。
そういうのを一つ一つ調整してるうちに、『Be Myself』作った頃の事を思い出してきたんです。

あの頃は春香はあんまり人気もなくて、ニコマスではどっちかと言えばネタキャラとして定着してて。
それを変えたくて、どこで一時停止されても良いようにネタにされるようなカットはとにかく排除して、可愛いところを徹底的に抽出して出来上がったのが『Be Myself』。
ああ、そういえばあの頃はこうやって一つ一つチェックして作ったよなぁ・・・と。

あとは製作期間中にプロミやミリオン4thを見た影響もあって、カメラワークのライブっぽさというかLVっぽさを意識してます。
例えば画角は違うけどアングルが近いカメラは連続させないとか。

つまり、引きのカメラがステージ左側から映して、次に左からのアップに切り替わるとします。
するとアップカメラが引きのカメラに映り込んでいたことになりますよねw
そんな感じで、このステージのどの辺にカメラが居て、それぞれの動線が出来るだけ成立するように・・・と。

あと昔からやってみたかったんだけど、きっとクドいよなぁ・・・とやらなかったUPカメラの連続を1箇所取り入れました。最後の大サビ、「自分を発揮できる場所へと」のところ。左・右・正面の3連発。
これ、曲は忘れちゃいましたがミリオン4thの3日目、山崎はるかさんが歌ってる時にLVでは1度だけこのカメラワークがあったんですよ。それで「ああ、使い所さえ間違えなければアリなんだな」と思って入れてみました。


・・・色々長々語りましたが、そんなちょっと懐かしい感覚で、新しい事を取り入れつつ作ったのが、10回目の誕生祭動画です。まだまだやれることはあるんだなぁ・・・と。

それに、最後に作る曲はずっと前から決めてるし、それ作るまでは辞められないからねぇw
2017.04.03 Mon l 自作について。 l コメント (0) トラックバック (0) l top





はい、ブログではお久しぶりです。
昨夜こんなことをふいに思いつき、自分なりにまとめてツイートしてみたら予想外に反応が多くて嬉しい限りです。

アイマス楽曲・・・全部ひっくるめると500曲超えてるんでしたっけ? 数だけでなく10年を超える歴史、ゲーム本編にラジオ、各種スピンオフやカバーという幅の広さ。そこから絞りに絞った10曲を選ぶことによって、何よりも自分自身が楽曲という観点から見た場合にアイマスのどの辺に住んでる人間なのか見えてくるんじゃないかな、と思いまして。

ただ、実際一部でそんなツイートしてる方も居ますが、Twitterでは曲名だけで文字数オーバーしかねませんし、もっと色々語りたいという方もいそうなので(自分もです)、ブログバージョンを率先して(?)まとめてみることにしました。

では改めてmusePの10選

01.月下祭 ~la festa sotto la luna~
02.relations
03.edeN
04.Little Match Girl
05.DREAM
06.TRIAL DANCE
07.Memories
08.初恋バタフライ
09.DIAMOND
10.Blue Symphony

さてさて、曲順も含めて考えてみましたが、コンセプトは身も蓋もなく「好きな曲を、連続して聞いても違和感なく並べてみた」です。

01.月下祭 ~la festa sotto la luna~(今井麻美)
さて、初っ端からぶっ放してみました。イマドキの若い千早Pは知らない人も居るんじゃないでしょうかねw
かなり初期のラジオの曲ですが、当時まだアイマス楽曲は少なくて(全キャラ持ち歌1曲ずつ+α程度)、こういうある種大人っぽい楽曲はまだありませんでした。今で言う『蒼』の曲の、はじめの一曲と言ってもいいのではないでしょうか。
正確には千早の曲ではないので、歌手名表記はこちらで。

02.relations(天海春香)
以前『ニコマスとP』の春香派座談会でも語ったんですが、この曲ってアイマス無印のストーリーを考えれば考えるほど、何で春香の曲じゃないのかと(美希Pゴメンナサイ)。
無印ではラストコンサートの曲に持ち歌を選ばないと減点になる事は重々承知で、箱○初回プレイ時の春香の最後は、この曲で締めました。

03.edeN(春香・千早・美希)
曲として好きで、現在プラチナスターズでの最多使用曲にして、最多使用トリオ。前2曲が過去を振り返る選曲なら、ここで一気に今に追いつきます。てかホント、春香にもちゃんとCDでこういうかっこいい枠の曲を歌わせてあげて欲しいんですがねぇ・・・

04.Little Match Girl(春香・雪歩)
多分2の最多使用曲。元気だった頃のJ-POPを思い出させる曲調・・・と思ったら作曲者は思いっきり意識してたんですね。
CD発売時には本気で春香に歌ってほしかったんですが、例によって叶いませんでした。
でも冬フェスでの生バンドに乗せてのこの二人が見られたのでちょっと溜飲を下げました。えりりんも好きな楽曲とのことで実現したユニットですが、その組み合わせを再び。

05.DREAM(雪歩、律子、美希、貴音、涼)
Best Of 765+876=!! Vol.02の最後の曲をそのまま。何気に豪華メンバーなんですよね、このユニット。曲調としても大好きで、OFAでは一番使った曲のような気がします。

06.TRIAL DANCE(我那覇響)
MA2の作曲陣はどういうマネー的な動きがあったのかかなりの有名所のそれまでのアイマスでは名前を聞かなかった面々が多いのですが、来ましたよコレ、中西圭三。『Choo Choo TRAIN』の人と言えばネームバリューが伝わるでしょうか。個人的には『次の夢』が一番好きですが。
CD届いて聞いてみていいなこの曲、作曲誰かなと思って見てみたらぶったまげた後納得した曲。

07.Memories(ラブライカ)
シンデレラガールズはアニメも見てたんですが、どういうわけかその時は全く印象に残らなかったのに、10thで聴いて一発で惚れて、翌日CD買いに走った曲。Little Match Girlと同じESTiさん作曲と聞いて納得。Winkに似てると言われて確かに淋しい熱帯魚思い出すわ・・・と思った曲。こういうちょっと懐かしい何かをくすぐられる曲にも弱いらしい。

08.初恋バタフライ(宮尾美也)
懐かしい枠(?)が続きます。『ランバダ』とか思い出させるアコーディオンの旋律がなんだかとっても90年代初頭なこの曲。もう大好き。オケの編成も90年台前半な感じで、一歩間違うとそのまま思い出の九十九里浜。別の曲を目的に買ったミリオンのCDで盛大に撃ち落とされ、ミリオンの3rdライブは完全にこの曲が聞きたくて行ったようなものです。

09.DIAMOND(水瀬伊織)
なんか春香Pであることを忘れたような選曲になってますが、伊織の持ち歌から悩んだ末これを。というかもしアイマスに春香が居なかったら伊織Pになってたと思うんですよ、自分。
これを初めて聞いた時、何でこんな素敵な歌が春香の持ち歌じゃないんだとグギギした位には好きです。でも悔しいほど伊織の曲で、これを春香が歌っても魅力は引き出せないでしょう。THE・持ち歌。

10.Blue Symphony(最上静香・伊吹翼・北沢志保・所恵美)
SSAのセンターステージで魅せた奇跡。あそこで初めて聞けた良かったと思う曲。あのステージだから出来たフォーメーションでのあのダンス。超かっこいい。シンデレラやミリオンの曲はあまり積極的にはCD買ってないのもあって、ライブで初めて聞いて惚れる曲が多いんですが、これはその中でも最大の衝撃。そんなわけで、今後もそんな出会いが出来るよう、この曲で締めさせていただきます。
2016.12.02 Fri l アイマス l コメント (0) トラックバック (0) l top
MSC5の話題が続きます。

動画作って参加する所までは前回の記事の通り。
今回は、開幕からエンディングまでのお話です。

優勝なんて狙ってないし、予選落ち上等だったのでそういうドキドキみたいなのは全く無く、「さーて、どれだけ草が生えるかなw」と思いながらコメントや感想ブログを漁ってみて割と凍りついてる自分が居ました。

MSC3を知らない世代が思った以上に多い&知ってる人にはガチな反応されたり「オイテメェ、それやるからには分かってんだろうな?(意訳)」的な感想があったり、これはマズい・・・と。

あとはリンスキーさんのドール動画がエントリーしてて、そのP名予想にmusePの名前が挙がっていたこと。
DDS春香はわりと個体差が大きく、ドールオーナーなら誰の春香なのかほぼ見分けることが可能で、それに加えアイが変わっていたり自分の知ってる範囲ではリンスキーさんしか持ってない衣装を着てたりで完全に特定していたんですが、MSCのルールに配慮するとその辺一切コメントできなくなってしまったw

さらに終わってから知ったんですが、終わり詩Pの作品の予測にmusePの名前が挙がっていたとかで。
まぁ、春香派でアルトネリコ合作からの連想をすれば納得できる理由ですが。


MSCに出るような素振りをツイッター上では見せていたし、MSC3をリアルタイムで知っている古参で、無印春香を使ってくるようなPという点で、自分の動画の候補としては名前が出るんじゃないかと思っていたんですが、全く予想もしない展開になってしまいましたね。


エントリー時点で一応動画としては最初から最後まで出来ていて、単品公開で「なんだ、ただのネタじゃなかったのか!」的な感想をもらえる程度にはしていたんですが、感想ブログで思いっきりハードルを上げられてしまい、これはこのまま単品にしたら大変なことになるんじゃないかと・・・。

で、急遽ほぼ最初から最後まで全てのシーンに手を加えることを決意しました。
基本的な部分はエントリー動画をなぞりつつも完成度を2段階くらい引き上げる感じで。
既に出てしまった15秒分はもうどうしようもないので、万が一にも予選に勝ち残って30秒が公開されないことを天に祈りつつw

結果的には予定通り予選落ちしてくれましたが、本戦は一番緊張して待ってましたね。残ってたらどうしよう、と。

そして予定通り予選敗退はしたものの、案外短いインターバルで本戦や決勝動画が上がってきたので大急ぎで作業した結果、あの「大雪」が残ってしまいました。

というか、何故あんな変換したんだGoogle IMEは・・・。


何はともあれ、運営お疲れ様でした。
勝つ気のない動画に投票してくれた皆様、ありがとうございました。せめて単品では裏切ることはなかった事を祈ります。
そして参加者のみなさん。またの機会に集まろうぜ。
2015.09.23 Wed l ニコマス全般 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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